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僕が僕であるために。 (ルヴァンカップGS第2戦・鹿島アントラーズ戦:3-2)

カシマサッカースタジアムでの鹿島アントラーズ戦は3対2で勝利。

これで再開後はリーグ戦7連勝に加えて、公式戦8連勝となりました。今回も色々と語るべきことの多い一戦だったと思います。

早速ですが、本文に入りましよう。ラインナップはこちらです。

■「最初は裏を狙えましたが、なかなかタイミングを合わず、ボールを持ってからも距離が近くて、窮屈になったところがありました」(三笘薫)。窮屈だった前半の左サイド攻撃は、いかに改善されたのか。そして「我慢の報酬」は、なぜ前半終了間際に転がり込んできたのか。

■「ゴールを決めてやろうというよりは、『まっ、いいか』ぐらいの気持ちの感じが、そういう選択になっていると思います(笑)」(大島僚太)。公式戦2試合連続得点中。インサイドハーフの大島僚太の中で、何が変わり始めているのか聞いてみた。

■「カオルのアウトサイドで出すボールは、大学のときから知っているボール」(旗手怜央)。「ドリブルでカットインすることで、相手が中を切るので、あそこのコースが開くんです。そういう二つの選択肢があることが、相手に脅威を与えることができる」(三笘薫)。旗手のプロ初ゴールを生んだ三笘の必殺アウトサイドパスは、いかにして生まれたのか。

■「34歳になるが、まだまだ成長したい思いも強い。これを自信にして、もっと良いパフォーマンス、良い選手、良い人間になれればと思う」(丹野研太)。猛攻に耐え続けた末に掴んだ、移籍後初先発での勝利。ピッチで表現された、自分を裏切らないもの。

以上、全部で約10000文字です。試合翌日の後日取材も盛り込んだレビューになっております。カップ戦を深掘りしているレビューは少ないと思いますので、ぜひ読んでみてください。

なお、プレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップGS第2戦・鹿島アントラーズ戦)

では、スタート!

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